蒼の歩み

私がこう言うと、蒼君は一瞬目を丸くした。



「……ダメ、かな?」



「いや、ダメじゃねーけど」



「あ、そっか。流石にそんな時間まで一緒に居ても迷惑だよね」



例え、蒼君の生活時間が昼夜逆転しているとはいえ。



「真歩は、明日休みなのか?」



「うん」



正確には、休みにしてきた。蒼君は休み?と咄嗟に聞き返すと、そうだと返事が返ってきた。



「真歩がいいなら、俺は別に」



構わねェよ、と言われ私は自分の顔がパアッと明るくなっていくのを感じた。俺の家に行くか、と言われたので私達は車に乗り込んだ。