「オメーは、卵焼きも綺麗に作れないのか?」
「だ、だって。今美味しいって言ってくれて……」
「いや、美味しいとは言ってねー。味付けが丁度いいとは言ったが」
「うー……」
「そんな顔すんなよ。ちゃんと美味しいよ、真歩」
笑いながら蒼君は、私の手作り弁当に次々と手をつけていってくれた。
――誰かの為にお弁当を作ったのは、初めてかもしれない。おまけにそれを、美味しいと言ってもらえることが出来て、心から嬉しかった。早起きしたかいがあったな。
「ねぇ、真歩。飲み物は?」
「あ……」
お茶を用意してこうようと思ったのに、すっかり忘れていた。その事を蒼君に伝えると、ドジ、と頭をコツンと叩かれてしまった。
そんなこんなで、私たちが弁当を食べ終えた頃。
「そういや、今日。何時まで居るか決めてなかったな」
真歩は何時に帰る?送っていくからな、と彼は言う。
どうやら、映画を観た後、少ししたら解散する予定だったらしい。でも私は。
「私……。今日は日付が変わるまで、一緒にいたいな」
だって、明日は。
「だ、だって。今美味しいって言ってくれて……」
「いや、美味しいとは言ってねー。味付けが丁度いいとは言ったが」
「うー……」
「そんな顔すんなよ。ちゃんと美味しいよ、真歩」
笑いながら蒼君は、私の手作り弁当に次々と手をつけていってくれた。
――誰かの為にお弁当を作ったのは、初めてかもしれない。おまけにそれを、美味しいと言ってもらえることが出来て、心から嬉しかった。早起きしたかいがあったな。
「ねぇ、真歩。飲み物は?」
「あ……」
お茶を用意してこうようと思ったのに、すっかり忘れていた。その事を蒼君に伝えると、ドジ、と頭をコツンと叩かれてしまった。
そんなこんなで、私たちが弁当を食べ終えた頃。
「そういや、今日。何時まで居るか決めてなかったな」
真歩は何時に帰る?送っていくからな、と彼は言う。
どうやら、映画を観た後、少ししたら解散する予定だったらしい。でも私は。
「私……。今日は日付が変わるまで、一緒にいたいな」
だって、明日は。
