何か、何だろう。


うん…





めっちゃ飛び蹴り喰らわせたい。




いや、まぁ無理なのは分かってはいるんだよ?


分かってるんだけどさ…


私だけ意識してるみたいで腹立つ、っていうか…



「って、ヤバッ!もう用意しなきゃ間に合わないじゃん!」



悶々と考えている時間は今はなく、私も急いで顔を洗いにいった。








うーん。


やっぱり告白の返事って…するべき、なんだよね…



登校中。


隣を歩く直人を見てそればかりが頭を過る。



未だに直人が私を好き、なんて…信じられない。


信じられないんだよーー!!