只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




というか、直人は…


会長の時といい今といい。


何故に先輩方に突っ掛かるのか…


んっ?おかしいな。


でも仲のいい先輩も何人かいたよね?


じゃあ二人だけ、なのかな…


でも、どうして…?




「突然ついでで悪いんですけど。
コイツ、連れて帰りますね?じゃあ…失礼します」


「えっ!?な、なんで??」



色々悶々と考えていると、身体がぐらりと傾いた。


素頓狂な声を上げても意味がなく、直人は手首を掴んでズンズンと歩いていく。



「せ、先輩!あの……」



さぞ拓真先輩も驚いてるだろう。



そう思って先輩の方を見た私の目に写ったのは…


笑みを浮かべながら手を振る先輩の姿だった。




あれ?
思ってたのと反応違うんですけど!?


めっちゃ笑顔じゃん!極上スマイルだよ!