瞬間、花音の動きがピタッと止まった。
そして散りばめていた花が散っていく…
「マジで付き合ってないよ!
真剣に考えるって言ってから進展してませんけど!?」
「どーどー。本が潰れちゃう潰れちゃう!」
そっか。
こんなに仲のいい花音と大和さえも進まないんだね…
旗から見ればカレカノにしか見えないのに。
いや、
もう風格的には夫婦といっても違和感ないかも?
ファンクラブの子たちも二人の様子に意気消沈って感じだし。
相手が…真剣に自分のことを考えてくれるって、どんな気持ちなんだろう。
好きな人に好きになってもらえるって…
きっと、スッゴい嬉しくて堪らないことだよね?
「いいなぁ…」
小さな声でそう呟いた。
いつになったら、また一緒に話せるかな?

