目的の階に着き、エレベーターから降りる。
と同時に漂ってくる匂い…
なんか、焦げ臭い…?
辺りを見回すと廊下の奥から煙が立ち込めていた。
ん?あの部屋って…
ひーくんの家じゃん!!
ドンドンドンッッ!!!
「ちょっ…!ひーくん!?心菜ちゃん!
大丈夫なの!!?」
状況についていけず、真っ白になりそうな頭。
それを何とか持ちこたえ、急いで二人の部屋の前まで行ってドアを叩いた。
だけど中から返事はなく…
こうなりゃ四の五の言ってられないっ!
私はドアノブを掴んで回してみた。
あ、開いてる!
幸い中からロックされてなかったみたいで、すんなりとドアは開いた。
「は、入るからね!?」

