声から、目から…
直人の怒りが伝わってくる。
いつも気に掛けてくれてるからこそ、
『気を付けろ』
『警戒心を持て』
って、声を掛けてくれてたからこそ怒ってて…
きっと言いたかったのは…松田くんのことなんだと思う。
『付け込まれる』
そう言われても仕方ない。
判断を間違えて色んな人に迷惑を掛けたから…
分かってる。
分かってるけどさ………っ!
「そんなに大声で言わなくたっていいじゃん!
自分でもそんなの分かってるよ!直人のバカッッ!!」
ガタンッッ!!
本当は帰ってしまいたかった。
けど私が出ていく義理も何もない訳で…
もう意地になって自分の机へと突っ伏した。

