ほぼ家に一人だったし、怖くて心細くて…
でも…
お母さんに心配かけさせたくなかったから誰にも話さなかった。
幸い、坂口先生が異変に気付いてくれて内々に片付けてくれたんだけど…
今でも、着信があると身構える時がある。
非通知とかは特に…
「正直……苦手、だよ。
今でもトラウマだし…」
「だったら庇う必要なんかないんじゃない?」
「だけど…それと人を傷付けるのはまた別だと思うしっ」
心菜ちゃんも…まさかストーカーまでするなんて思わなかったかもしれない。
その件で謝られたとか、そういうのは特になかったけど…
あんまり経たない間に引っ越しが決まっちゃって。
二人とは話しもしないままあの町から出ていったから…
「…お人好し」
「なっ…!」
「だから、ま……っ、チッ!
変な奴に付け込まれるんだろうが!!」

