他の子を想う直人に胸がズキズキと痛む。
ショック受ける位なら、気持ちを伝えればいいんだ。
分かってるのに、分かってるけど…
友達でさえ居られなくなったら?
そうなったら立ち直れる自信もない。
「当たり前じゃん!美桜は美桜だよ!」
「ショートでもロングでも全然OK!」
「花音~、大和ー!
ありがとう~」
優しく私を受け入れてくれる三人。
沈んだ気持ちが少しずつ浮上してゆく…
「髪型といえば、花音はスゴく伸びたよねぇ?
前の私とあんまり変わらないくらい」
「フフン。毎日髪が伸びるシャンプー使ってるからね!」
嬉しそうに髪を触る花音。
もうそれはそれは恋する女の子って感じで…
「なんで髪伸ばしてんの?
前までずっとショートだったのに」
「…大和の好みに合わせようと思ったからじゃん」ボソッ
「え?俺が何?」
「なんでもなーい!」

