「おい!見ろよ、アレ!」


「なんで?嘘でしょ!?」



門に近付くにつれて、生徒からの視線が増えていく。



まぁ横にいるのがこの三人だし。
もうこういう状況には慣れたっていうか、ある程度耐性は付いたんだけど…



今日はいつにも増してざわめきが激しいな…?




いや、もしかすると久しぶりだから…熱が入ってるのかもしれない。


そう思ってそこはスルー。



そして、教室に入ると、



「「「………………」」」



一斉に集まる視線&無言のプレッシャー!!


しかも何かがおかしい…



あれ?もしかして…



私の方、見てたりする?




「ねぇ…、私、見られてたりするのかな?」


「今さら?天然もここまで来ると記念物ね」



ぐっ…!