おかしい。
隣を歩く美桜は会話に混ざる事もなく、さっきから俯いていて…
僅かに見える表情は何処か険しい。
「大丈夫か?」
「え…?」
「昨日の事で…まだ辛かったりする?」
「そ、そんなことないよ?メチャメチャ元気っ!」
そうは言いながらも笑顔がまぁ引き吊っている。
でもなぁ…
こいつ頑固だからなぁ。
あっちから話さない限り、正直に答えてくんねぇだろうし…
結局美桜からは何も聞き出せず、
ずるずると時間は過ぎていき……
「勧誘、しつこいんですけど…」
放課後になり、今年何度目かの生徒会への誘いを受けていた。
断っても断っても東が粘る粘る!

