「今日は何処か行きたいとことかあんの?」
「カラオケに行きたーい!」
「カラオケ、ねぇ…
けどそれじゃ特別感なくね?」
「ん~…あっ、駅前のスイーツ食べ放題とかは?」
「げっ、俺と直人がそんな食えると思うのかよ…」
「もう!文句ばっかなら自分が決めればいいじゃん!」
全校集会から教室へ戻る途中、
俺は完全にバカップルと化した花音と大和を見ていた。
二人からしたら言い合ってるのか知んねぇけど、
はっきり言ってじゃれ合ってるようにしか見えないし…
ちなみにまだ付き合ってはいないらしい。
でもこいつ等の醸し出す雰囲気といったらもう…
二人で遊びに行けば良いんじゃね?
と、心の底から思う。
何というか…見てるこっちが気恥ずかしくなる。
「………」

