光の方を目指して進むと、店の一部が見下ろせた。
美桜や花音の姿は捉えられないが、ここは地下や二階がない。
取り合えず近くには居ると思うけど…
「この店…外から見ても大分怪しいけど。
中はもっとスゲーな…」
「間違っても高校生が入る店じゃねぇのは確かだな」
もうレストランだった頃の面影は何処にもなく、ここに居るだけでも無性に居心地が悪い。
さっさと探し出してここから出よう…
そう思った矢先ーーー
「なっ!…ヤメてよ!」
「は、離して下さい!」
聞こえてきた悲鳴に近い声。
それに反応するかのように、血の巡りがガッと上がるのを感じた。
「おい!今の声って二人じゃっ…」
ガッッシャアアァァンンッッッ!!!

