只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




訳が分からんといった感じで大和は首を傾げる。



「じゃあ…どうやってその見取り図を手に入れるんだよ?」


「前にここで店を開いていたのはレストランだったの…覚えてるか?」


「まぁ、うろ覚え程度なら…」


「そこを管理してた会社のセキュリティに少し入らせて貰って…
ちょっとだけレストラン時のデータを拝借、ってな」



オブラートに包んで話したせいか。
大和はまだ腕を組んで悩んでいる。


そして俺が侵入経路を掴んだ頃、今度は真っ青な顔をして俺の方を指差しし出した。



「それって、はっ、ハッ…!!」



指を小刻みに動かして、それ以上言葉にならないようだ。


まぁ、言いたい事は粗方伝わってるけど…



「時間がねぇんだから四の五の言ってらんないだろ。
…俺だって焦ってんだよ」


「直人…」



言い合いの時とは違う微妙な空気が流れる。



パンッッーーー!