「そ、そんなの……なんで話さなくちゃいけねぇの?」
目さえも合わせようとしない大和。
こんな状況でもまだしらばっくれるつもりか?
たくっ、何年一緒にいると思ってんだよ…
お前がここんとこ誰を見てるのかなんて、お見通しだってのに。
「あーもう、答えろよ!
本当は自分でも分かってんだろ?お前が本気で好きなのは……」
「黙れっ!分かったような口聞くんじゃねぇよ!!」
大和の怒号が教室に響く。
クラスに残ってる奴らが俺と大和を見て固まっていた。
結構長い付き合いだけど…
俺達はあんまり喧嘩らしい喧嘩はしてこなかった。
大和は基本おっとりしてるタイプだし。
俺は俺で、人とぶつかるのが面倒って思ってたから。
でも…放っとけねぇんだよ。
俺だって、迷惑がられる位かなり首突っ込んでるのなんて分かってんだ。

