言い返す言葉もなく、ただお礼を言ってペットボトルを受け取った。
ちなみに姫だとか言ってた件について…
私がそういう部類じゃないのは百も承知なので、スルーの方向で!
「さてと、今日はもう遅いから帰らないとね」
「そ、そうですね!もう暗いから…」
考えてみれば、直人はこんな時間まで私が起きるの待っててくれたんだよね…
体育祭の時といい、今といい。
面倒ばっかり、掛けちゃってるな…
「だけど見た限りまだフラついてるし…
一人では帰れそうにないわよねぇ」
「いえいえ、全然元気ですから~」
「元気?どこら辺が?」
不安にさせてはいけないと必死に元気アピール。
それなのに隣の直人くんは鼻で笑いながら一掃してくる。
コノヤロー!
私のしんみりしていた気持ちを返せ。
「うーん…
やっぱり親御さんに連絡した方がい……」
「ダメッッ!!!」
私の声が保健室に響く。
気付けばなるちゃんの言葉を遮るみたいに、私は叫んでしまった。

