只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




ぐぐっと直人が距離を詰めてくる。


首じゃなく今度は顔の方に…



キス、される…?



あり得ない考えが頭を過る。


でも、もう直視出来ない位に傍にいて…



耐えられなくなって、ぎゅっと固く目を瞑った。



だけど…



与えられた衝撃は自分の想像とは少し違っていた。


確かに暖かくて柔らかい感触はあった。


けどそれは、唇……のすぐ横。




何故そこに?


いや…というか、口じゃなくてもどうしてキス!?



訳が分からなくなっていると、途端に重みがなくなった。


目を開けると直人はベッドから立ち上がっていて…



「直人…?」