只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




「ここの天井高くね?尻餅ついちまったんだけど」


「そうか?想定の範囲内だろ」


「お前が想定してても俺はしてなかったの!」



向こうから歩いてきたのはまさかの大和と直人!


しかも入り口とは真逆の場所からやって来た。



え、は?
どうやって入ってきたの?


さっきの音と関係あるの?



「大和と…直人、かぁ~」



二人の顔を見て安心したのか、
立ち尽くす私と違って、その場で花音は座り込んでしまった。


きっと物凄く不安だったんだろう。



「よっ!迎えに来たぜ」



大和が陽気に手を挙げる。


いやいや、何をにこやかに…


こっちは全くといっていい程状況把握してませんけど?



「迎えにって…一体どうやってここに?」


「ダクトからだよ」



ダ・ク・ト?


ダクトって…通気口のことだよね?
何故その場所を直人が知ってんの??