強めに肩を揺する。
何回も花音に呼び掛けながら…
もうこのままずっと心非ずの状態なのか。
そう思うと不安で不安で目尻に涙が浮かぶ。
「ん………ぁれ、…みお?」
「…かの~んっ!」
少しすると、花音の意識が戻った。
それにどれだけ安心したか…
その場で腰が抜けるかと思った。
「良かった……ホンットに良かった」
思いっきり花音に抱きつく。
ふわりと花音が昔から使ってるシャンプーの匂いがして…
ますます一緒にいることを実感できた。
「何で美桜がここに?というか、まずここ何処!?」
「え、何処って…花音が松田くんたちと一緒に来たんじゃないの?」
店内をキョロキョロしながら、私がお店に入った時以上にパニクる花音。

