それにしても…
この廊下ちょっと暗すぎるんですけど!
結構長いし、どんだけ広いんだ!!
サイドに置かれた小さいライトを頼りに歩いていく。
一体ここは何の店なのか…
それは曲がり角を曲がるとすぐに理解できた。
キャバクラか…もしくはホストクラブか…
廊下よりは明るいけれど、落とされた照明、
たくさんの客席、
軒を連ねているお酒の棚、
ドラマで見たのと似たような景色が広がっていた。
外観とぴったりの怪しさ満点のお店だ。
こんな場所に松田くんと花音がホントにいるの?
明らかに高校生が入るお店じゃないのに…
私の味噌っかす程度の頭じゃもう考えるキャパを越えている。
それでも何とか踏ん張ろうとスクールバッグの肩掛けを思いっきり握った。
えー、松田くんは何処にいるんだろう…

