そして、時間は流れて旅行当日に。
持ち物を確認した私は、待ち合わせの駅へと向おうとエレベーターに乗りに行った。
「おぅ…」
「おはよー」
ホールには偶然にも直人がいて、エレベーターを待っている所だった。
「お前…荷物でかくないか?」
「んー、そんなにじゃない?」
歩きながら自分の鞄を前に出して見てみる。
直人よりはちょっと大きいかもだけど…
そう思っていると、ひょいっと鞄を持ち上げられた。
「えっ?な、直人…?」
「重いだろうし…持ってやる」
「…ありがと」
何これ…
直人が私を…女の子扱い!?
あっ、ヤバい…鳥肌がえげつない。

