「その、もしかして…私のこと追いかけてきてくれたの?」
落ち着いたところで改めて二人に聞いてみる。
すると二人は顔を見合わせちょっとの間のあと、大和がいきなり手をパンッと合わせた。
「さっきはすまん!えっと…俺達も一緒に行くから」
「美桜が一番に花音の事を考えてたのに……悪かった」
二人揃って申し訳なさそうにこっちに頭を下げてきた。
その様子に私はあたふたしてしまう。
「う、ううん!私こそ偉そうなこと言っちゃって…ごめんなさい!」
同じように頭を下げる。
端から見ればさぞ謎の光景であろう…
それなりに長い間一緒にいるけど、衝突したことって全然ないんだよね。
だからこそ、こういう時どうすれば良いのか悩むー!
「さてさて、気を取り直して…お店に向かいますか!」
取りあえずは門番のように立っている男の人達に交渉。
といっても、中に入れる可能性は極めて低いんだけど…

