只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




恐る恐る後ろを振り返る。


そこには息を切らした直人と、その後ろに大和の姿が…



「な、なんだぁ~。誰かと思えば…」



そこで私は安心して腰が抜けてしまった。


ふらふら~と地べたに着きそうだったけど、その前に直人が抱き止めてくれた。



気合い入れてた割には結構ビビってんじゃん、私。


ダサすぎ……っ。


自分の臆病(チキン)ぶりに情けなくなって奥歯を噛み締める。



「ごめん…大丈夫だから」



そう言ってすぐに直人から離れた。


さっきの事もあって顔を見るのが気まずい…



「本当?」



いつもより低い声。


ゆっくり見上げると直人が不安そうな表情をしていた。



なんつー顔してんだか。



「うん。ホントに!」



らしくない直人を安心させたくて笑顔で答える。