「ここが…新しく出来た…」
物陰からこそっと噂のお店の様子を伺う。
パッと見目立つのは看板。
大きな黒い看板には白字で『EDEN』と書いてある。
明らかに高校生には似つかわしくないお店だ。
重厚そうな扉はぴったりと閉じていて、前には屈強な男の人が二人立っていた。
中なんて一ミリ足りとも見れそうにない…
いや、それよりもあの男の人達なに!?
サングラス掛けてるし。
怪しいよー!怖いよー!!
でも、ここで挫けてちゃダメだ…
これで諦めてたら話し合いなんて出来っか!
パシッーーー
歩き出しそうとした瞬間、背後から突然手を掴まれた。
「ひゃっ!」
いきなりの事でらしくない声が出てしまった私。

