松田くんが仕事とかで来れない日もファンクラブの子たちと一緒だし。
私たちの方には…全くと言っていい位に近付いてこない。
それでも前に、性懲りもなく声を掛けたことがあったんだけど…
『花音!あの、あのね…』
『…何の用?』
そこに居た花音はまるで別人のようだった。
ほんわかとした柔らかい雰囲気は消え失せていた。
私に目を向ける瞳には光が宿っていなくて…
そう。それは…
人形のような……
どうしたら、ちょっと前みたいに仲良く出来るんだろう。
考えても糸口は出てこない…
「作者の気持ちとか分かんねぇよ~」
大和はしばらくピリピリしてたんだけど…
今は元気…というか空元気で、見てるこっちが辛くなる。

