只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




は?


今花音知らないって言った?


明らかに知らないつってたよな…




…原因知らなかったのかよっ!


よくそれで怒れるな、あいつは…



ぽかーんと花音が出ていったドアの方を見ていると、ひょっこりと誰か…いや、美桜が顔を出した。



「あの……、ご、ごめんねっ!」



そしてただそれだけ言うと、すぐにそこから走っていってしまった。


もうこれは…完全に俺が悪者にしか見えないんだが?


どっからどう見ても。



「何だ?喧嘩かぁ?」


「花音ら、大和くん達と分かれて食べるんだって!」


「今誘ったら一緒に食べてくれるんじゃない?」



ざわざわと教室が騒がしくなり周りは俺達ばかりを見てる。



「取りあえず…出るか」


「異義なし」



お互いに考えている事は同じらしく、頷きあって一目散に教室から出ていった。