あっ、そういえば…
冷蔵庫を開ける前に私は鞄からある物を取り出した。
それは松田くんから貰ったアプリコットティー。
また飲める日が来るなんてラッキー♪
松田くんに感謝しつつ、私は心を弾ませる。
「それ、松田からの?」
「ひゃぁ!」
ボトルを冷蔵庫の中に置いたその瞬間。
いきなり耳元で話しかけられて変な声が出てしまった。
今さっきソファに座ってたのに…
いつの間にこっちに来たんだ?
「もう!音もなく近づかないでよ!びっくりするじゃんか!」
「…やけに嬉しそうだな」
聞けよっ、人の話を!
まぁこの人の一方通行は今に始まったことじゃないけど…
「松田と…知り合いだったんだな」
「う、うん。お母さんの仕事の手伝いの時にちょっとね」

