乗っていたエレベーターを降り、私は苦笑いを浮かべながらマンションの廊下を歩いた。
薬局の中をぐるっと回ってみたら他にも色々とお得商品があってついつい…
結果、直人も私も両手にたくさんの袋を下げている訳で。
その多さ故か、歩く度にガサガサと袋同士がぶつかり音を立てた。
「荷物入れ込むから鍵開けて」
「う、うん。分かった!」
ピッーーー
急いでカードキーを差し込んでドアを開ける。
半分ずつ分けたとはいえ、洗剤やソープなどの重い物はほとんど直人が持ってくれて…
私ひとりじゃ持って帰れなかっただろうな…
見た感じ華奢なのに…やっぱり男子って感じ。
「どこに置けばいい?」
「あー…じゃあリビングにお願い出来るかな?」
直人はそれだけ聞くとささっとリビングの方へ歩いていく。
隣の家なんだし間取りも一緒なんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど…

