小さい声だったし聞こえる訳ないか…
ホッと胸を撫で下ろす。
只でさえ直人や大和のことで噂になってるっていうのに…
それに加えて松田くんと何かあるなんて言われたら…
考えただけで、
お、恐ろしいっ!
本鈴が鳴って皆ぞろぞろと自分の席へ戻っていく。
次は生物の授業だけど、担当の先生はいつも来るのが遅い。
それは今日も例に漏れずで…
「なぁ」
「んー?」
教科書やノートを揃えていると隣から直人が声を掛けてきた。
平静を装っているけど目は合わせられない。
だって…
ドキドキしてるの…バレちゃう。
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