「そんじゃ、また明日」
「…うん。あっ、そうだ!」
さっきの奴はかなり気になる…けど、これを先に言っておかなくちゃ!
「直人も付き合ってくれてありがとね!それじゃあ」
自分なりの笑顔でそれだけ伝えると、素早くドアを閉めた。
直人の反応も見ることなく…
うーん、面と向かってお礼を言うなんて中々ないから照れてしまった。
家に帰ってきたら、いつものようにまず着替えを済ませる。
部屋着を着ると何か軽くなった感じがするんだよね…
リビングのソファに座ると、少し一息ついた。
普通だったら自分の部屋でくつろぐと思うけど…
実質一人暮らしと代わりないから、私にとってはリビングでも部屋でも同じ感覚。
膝を抱えて座り込む。
いつもならテレビをすぐ点けるのに今日はそんな気になれない…

