どうしてこんなにもドキドキするのかな… 直人の言葉や行動に一喜一憂したり、 気付いたら目で追ってたり… ちょっと考えればすぐに分かった。 なんだ…、 簡単なことじゃん…… でも、その事実から目を背けていたかったんだ。 怖かった。 この気持ちを知ってしまうのが…… 私は直人が…… 好き、なんだ… その答えが出た瞬間、ライトが消えて暗闇が訪れた。 まるで、私自身を表すかのように……