「お水のおかわり頂けますか?」
「はい。すぐに!」
さっきのお客さんが出て、今座っているのは二組目の男の子たち。
赤色のネクタイをしてるから一年か…
前の三人がチャラかったからか、この二人は和やかな感じがする。
「ここ、凄い行列ですよね?」
「“和装喫茶”なんて珍しいですからね。それに…このクラスはレベル高い人が多いですし」
男子は大和や直人が居るし。
女子は花音…その他にも可愛い子がいらっしゃる訳で。
ホント、私裏方で良かったんだけどな…
「確かに」
「素敵な人が多いですね」
ニッコリと優しい笑顔を浮かべる二人。
ひとつ下のはずなのに纏う雰囲気は私よりも年上みたい…
「お名前は何と言うんですか?」
「私…ですか?」
「はい」
「眞中、です」

