只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




「最近…劇の演習時間長いじゃん…
美桜しんどくない?」


「ん~?全然平気だよ!花音は優しいねぇ~」


「でも!…出番多すぎるし」



心配してくれる花音にしみじみ…


さすが私の親友といったところか。



確かに出番で考えたら一番多いかも…
三国の王子が出る場面ではほとんど出てるし。


故に台詞の量も膨大!
いくら暗記が得意といっても、結構家でも練習したからねぇ…



「それに…なんか笹沼先輩、やけに美桜に厳しくない?」


「あー…それはやっぱり主役だからだと思うけど……」



演劇部の部長、笹沼遥菜(ササヌマ ハルナ)先輩。


毎年、劇の台本は演劇部が提供してくれてるらしい。


あと演技指導も演劇部にやってもらっている。



年を重ねる毎に劇のクオリティーは増してきているという話はよく耳にしていた。


だから…笹沼先輩もコケないようにと一生懸命なんだと思う。