分かんないよ。ふたつの意味で…
直人のその態度も、…告白のことも。
「ほら…居るんじゃん?少なくとも…数えきれない位、は」
「そっ、んなことは………?」
数えきれないんじゃなくて覚えてないだけだし…
大体、こういうのってきっちり記憶してるもんなの?
でも多いのかは微妙だけど、それなりには告白されてる……のかな??
うーん……、それでも単に『物好き』が結構居たってだけなのでは…
直人たちのされてる告白とはやっぱ質が違う気がするし。
…もぉーーっ!分からん!!
考えれば考えるほど、悩めば悩むほどに頭がこんがらがる。
顔を上げると直人とは相変わらずの近さで。
それだけで鼓動は速まる。
ドキドキドキドキ、うるさい位に……
あーー、う~~っ…何だこれっ。
前までは全然距離感なんて気にしてなかったじゃん!私!
「な…直人?」
「あ?」
「あの…その……もう少し、後ろに下がってくれませんか?」

