「その衣装…似合ってる。俺的には…美桜が、一番合ってた」
「……ほ?」
考えてたのとは違う…いや、正反対の言葉に耳を疑う。
衣装が似合ってる?
私が一番って……花音より?他の子たちより??
理解をすると共に顔は熱を持ち、赤みを帯びていく。
さっきショックを受けていたのが嘘のように、私の心は躍っている。
え……これ、現実?
夢じゃないよね?
だって…直人にこういう風に言われるなんて夢にも思ってなかったし……ん?
その時に私の脳裏に出てきたのは花音の和装姿。
確かに似合ってはいたが、花音は明るめの茶髪。
見た感じは和洋折衷といった所か…
そういえばクラスの女子は明るい髪の子たちが多かったよ、ね…?
対して私は黒髪のストレートロング。
一概にはどうとは言えないけど、やっぱり黒髪の方が和服には似合う気がするし…
つまり…そういう事?

