只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!




原因が分からないままに体育祭当日になった。



「好きな人は、一人なんだけどね」


「なっ…、おまっ!……」



朝からこんなやり取りが繰り広げられてもどうとも感じない。



お前ら青春満喫し過ぎだろ……



そう思いながら、寧ろリア充な二人を冷めた目で見ていた。


だけど、



「羽山先輩…どうしたんですか?」


「羽山なんて、他人行儀だね…帝って呼んで?」



こっちの二人を見ていると、どうにもムシャクシャした…


あからさまに好意を寄せている羽山にイライラが止まらない。



「用件は何なんですか?」



美桜と羽山の間にわざと割って入り、若干睨みを利かせながら先輩に話しかけた。


しかし、逆にあっちから不敵な笑みを向けられてしまい……