只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!





…やべぇ。


この着信がなかったら確実にやっちまってた…


しかも大和からって…エスパーか、こいつは。



「もしもし…」


「あぁ、直人?今解散したわ~」



さっきあった出来事なんて知りもしないで、呑気な声が電話越しから聞こえてくる…


まぁ知らなくて当然だけど。



「美桜と一緒に居んだろ?」


「まぁ…」



大和に『美桜』と言われてドキリとする。


流し目で美桜を見てみると、あいつは涙目で壁に寄りかかっていた。




何だよ、それ……可愛過ぎんだろ…






…って、何……言っちゃってんの?俺……




自分の今感じたことにぶわっと体温が上がる。