羽山は自分の高校や他校の女生徒に手を出しまくってるらしい。
さらに自由に使えるのを良いことに、会長室に連れ込んで、だ。
実際に見た人間は居ないからグレーで止まってはいるが、まぁあの会長ならやりかねないと思ってる。
「生徒会室に行かない?紅茶とかだったら出せるけど」
羽山の言葉に耳を疑った。
次の狙いは美桜ってことかよ…
どうしようもない苛立ちで下唇を噛み締める。
「すみません。今日は、これから友達と約束があって…」
申し訳なさそうに俯く美桜へ手を伸ばす羽山。
パシッーー
相手が先輩だろうとその腕を掴むことに躊躇いはなかった。
「すんません。こいつウブなんで…『そういう事』しないで貰えます?」
俺を見る羽山にそう言い放つ。
もちろん、軽く睨みを利かせるのも忘れない。

