花音の告白から一ヶ月が過ぎた頃。
俺たち四人はというと、表面上は何も変わる事なく日々を過ごしていた。
しばらくは面倒なことも起こらない……はずだった。
事の始まりはある着信から……
「恋愛とは、儘ならないものなのでしょうかね?」
出た瞬間に美桜からの謎の発言。
突飛過ぎて言っている意味がさっぱり分からん。
話を聞くとどうやら近所の公園に大和と居たらしい。
んで、今は一人と……
「は?」
こんな時間に女一人とか…
取りあえず大和は明日説教だな。
「な、直人?」
「そこで、動かずに…待ってろ」
電話は早々に切って公園へと急いだ。
美桜の姿を見つけた時は正直肩の力が抜けた。

