乾いた喉を潤していると、唐突に花音が聞いてきた。
そういや誰に入れたとかって話、花音とはしてなかったっけ…
「えーっとねぇ、一応…直人に…」
「な、直人!?え、なんでなんで?」
目を瞬かせて花音がこっちに詰め寄ってくる!
うーん、そんな期待するような思い入れは何もないんだけど…
「いや、特に意味はないっていうか…入れるなら直人か大和のどっちかだなぁと思って…」
「うんうん」
「で、決めかねたからどちらにしようかなをしましてね?結果として出たのが…」
「…直人?」
「イエス」
「なーんだぁ…」
心底残念そうな顔をする花音ちゃん。
いやいや、だってただ票を入れるのに悩まないでしょ?
「なんだよ~。自分だって大和に入れたんでしょ?」
「…入れないよ?私も直人に入れたから…」
「へ?」

