スッと体の力が抜けていく…
発表を聞いた驚きで立ち上がっていたのに、するすると椅子に座り込んだ。
「ねぇねぇ。美桜と会長って付き合ってんの!?だから下の名前で呼び合ってるの??」
「美桜ちゃんってばいつの間に会長とー!」
「付き合ってもないし呼び合ってもいません」
「え…」
「そう、なの?」
同じ学年の子たちが私の元へと群がる。
全く、会長のお陰でいい迷惑だよ!
全校生徒が聞いてる放送の時に名前を呼ぶなんて。
天然なのか、はたまた小悪魔なのか…
三年の先輩方に至ってはこっちを睨んで怖いんですけど?
『いや~、でも今年の姫は二年生がやるんですよねー!前年度までは三年生がしていたのに…まさに快挙です!』
三木先輩の放送が、三年女子の視線をより鋭くさせる。
やめてくれーっ!
今はそのお世辞嬉しくないですからね?
完全に煽っちゃってますから!!

