「ほぉぉぉおおおお!?!?」
姫……?
私、が?
それはないよ、ないない!あり得ないでしょ!!
「美桜ちゃーん!姫役おめでと~」
「眞中美桜先輩…どんな人なんだろう?」
「ほら、あそこに座ってる人だよ!」
状況を非難し続ける私の周りに、直人や大和の時のように人が集まってくる。
向けられる視線がとてつもなく多い…多すぎる!
これじゃまるで…見せ物小屋みたいだ。
「眞中が今年の姫か。頑張れよな!」
「応援してんぜー?」
「あ、ありがと……、でも…」
クラスの男子も何人か傍に寄ってきて、声を掛けてくれた。
声援は嬉しいっちゃ嬉しいんだけど…
私は…私が姫役なんて、どうしても認めらんない。
読み間違えという可能性はないのかな?
もしくは書き間違えとか…
だって…他の子の方がどう見たって可愛いのに!
どうして私が姫役に選ばれるのさ!?

