自分で自分の行動が理解できない。
例え自覚がなくても、やってしまったことに対して…は、恥ずかしくて堪んないっ!
「まだ…調子悪いのかも。直人も今日は疲れたでしょ?早く戻な…よ?」
赤くなってしまった顔を見られたくなくて、必死に下を向いて話した。
と、その途中で頭の上に柔らかい感触が…
見上げると、そこには直人の手が乗っていた。
今まで意識したことなかったけど…
案外大きい手なんだなぁ。
おぶってくれた時もちょっと思ってたけど、がっちりした体つきだったし。
こいつもちゃんと、男の子…なんだね。
「どうした?もしかして…寂しい、とか?」
「う…、違うし」
「添い寝でもしてやろうか?」
「……はい?」
意地悪に微笑む直人。
あんぐりと口を開けて固まる私。
いやいや、この男はたまーに変な冗談をかましてくるんだ。
それもその延長線に過ぎない訳であって…

