「いや、俺たちは…」
「美桜と帰ろうと…」
「私は!…大丈夫だから。みんなで楽しんできて?」
二人が断ろうとするのを全力で遮った。
あんなに頑張ってた花音たちが楽しめないなんて、そんなの私が一番嫌だし…
「ダメだよ!一人なんかで帰らせられる訳ないじゃんか!」
「花音…」
私を見る花音の目が何時にもなく真剣だ。
このままじゃ押し切られそうな勢い…
どうすれば…
「俺が帰るつもりだったから送ってくよ、ついでだし」
策も練れないまま黙っていると、直人が私の肩に手を置いてそう告げた。
確かに直人はパーティーとかそういうの好きじゃないもんね…
利害は一致しているってことか。
ついでは余計だけど。
でも、直人が参加しないと聞いた女子たちの不満そうな顔といったら…

