しばらく花音と話していると、大和と直人が保健室に来た。
その手には私の鞄が…
「ほらよ。教室まで行くのしんどいだろ?…もう大丈夫なのか?」
「ありがとう。だいぶ平気になってきたから」
大和に渡された鞄を受け取ると、三人の前で気丈に振る舞った。
まだ若干体は重いけど動けないこともないから…
帰ろうとベッドから起き上がり保健室から出ようとすると、廊下から足音が聞こえたきた。
「居た居たー!やっぱりここか。おい大和、お前は今日の主役なんだから早く来い!」
「花音ちゃんだってヒロインなんだし!要出席ですからね~?」
クラスメイトの四人が保健室にぞろぞろと入ってくる。
そして大和と花音の腕を組んでそう言い放った。
そっか…
そういえばさっき、花音が三組が優勝したって言ってたもんね。
優勝ってことは祝賀会があるんだった。

