私が話し出すと同時に保健室のドアが開いた。
そこには息を切らした花音の姿が…
「かの…うわっ!」
「美桜~!心配したんだかんね!?ぐったりしたあんたを見た時は心臓止まるかと…」
「OK。わかった。取りあえず落ち着こうか」
「落ち着いてなんかいられるかぁ!」
頼む!冷静になって下さい!
抱きつく力が強くて苦しいんです。
結局なるちゃんの制止により、花音の力は弱まった。
ふぅ、助かった…
また意識をなくすところだったよ。
「今閉会式が終わって。ダッシュで来たんだ!美桜が起きてて安心したよ~」
「うぅ~。花音ってば…」
なんていい子なんだろう!
でもそっか。体育祭終わっちゃったんだね…
「美桜…?」
「ん?迷惑かけてごめんね…あと、ありがとう」
寝ながらで申し訳ないけどお礼を言うと、花音はニッコリと笑ってくれた。

