「おい、見ろよ!あの子の水着、超大胆じゃん」
「スタイルいいー!モデルさんかな?」
周囲の人たちが私に…というよりも私の着ている水着に注目している。
例え水着でも大勢の人に見られるのは…
「恥ずかしい…」
両手で真っ赤になっているであろう頬を押さえる。
だって大和も直人も無言で見てくるし…余計に照れるって!
「ちょっと~…そこのどスケベ二人組!美桜のこと見すぎ」
花音に声を掛けられて、ハッとした顔をしてようやく視線を外してくれた。
そんなに物珍しい水着でもないだろうに…
にしても、見れば見るほど大胆に思えてくる。
「可愛いじゃん!もしかしてそれは…美桜のお母さん考案?」
「分かる?これもモニターの一環でさ~」