「お前な~…」
「こいつ、バカだろ…」
ほんのりと頬を赤くした大和と直人が私を睨んできた。
あれ?私…怒らせるようなこと言いましたっけ?
むしろ良いことしか言ってないはずだけど…
睨まれる意味が分からず、私の中にハテナが連なっていく…
「あちゃー!美桜ちゃんはまた爆弾発言投下したね~。無自覚もほどほどに!」
「え…、何。どういうこと?」
そんな私とは反対に、花音は理解しているみたいでお腹を抱えて笑っている。
無自覚…
無自覚って、なんだ?
あのあと、三人に理由を聞いても
「言ったって無駄!」
と口を揃えて言われてしまい、結局教えてはくれなかった。

