教えてくれたのは、君でした。




「あっ、あのっ…!」


「え、あんたなに?」


「まなちゃん…?」


「えっと……」



嫌なものは嫌

だって私が玲くんの彼女なんだもん

気安く話しかけてほしくない

もう見てられない…!



「かっ、彼は私の大事な人なんで

触らないでください…!」


「はぁ?ちょっとなんなのこの女」



4人に詰め寄られ危機一髪

でも大事な人ってのは事実だもん

ただ見てるだけなんて

できない