「おじゃまします」 「はい、どーぞ」 買い物を終えて 初めてやってきた玲くんが住む家 どこか殺風景で、生活感がなくて 私はなにか、違和感を感じた 「あの…」 「もしかして、生活感ないなーて思った?」 「…………」 バレてた…… 「俺んち、父子家庭なんだ 小さい頃から母親いなくて ずっとこんな感じ 父さんはトラックの運転手だから 家にはあまり帰ってこなくてさ」 「そうだったんだ…」